飯地の秘境。「平瀬滝」レポ

 

飯地町を流れる“大沢川”。

その下流に「平瀬滝」という滝があります。

飯地町の“名所“のひとつとなっていますが、地元の人でもまだ訪れたことがない人も多く、“秘境の滝”です。

 

 

場所は、飯地町を通る“県道412号線”を、“大沢橋”で左折し、川沿いに舗装されていないデコボコ道を500mほど進むと、木の橋がかかっています。

その手前で車を停車し、木の橋を渡り対岸へ。滝へ向かう道がロープで誘導されているので、10分位川にそって斜面を下っていくと、「平瀬滝」の一番下の見所に行くことができます。

 

4月下旬、実際に「平瀬滝」訪れてみました。

木の橋を渡り、川沿いに細い山道を少し下っていくと、さっそく、滝の音がきこえてきました。

道は斜面で、木が朽ちて倒れているところ、積もった落ち葉が水で湿っているところ、そして歩いていると蜘蛛の巣が顔にかかったり。

山に入る服装や、靴があった方がよさそうです。

しかし、滝の音をききながら、落ち葉を踏みしめ森の中を歩くのは、清々しく、倒れた枝をよけながら歩くのはちょっとした冒険のようです。

 

そのまま山道を下っていくと、右側に滝がみえてきて、少し岩の奥に入っていくと、いちばんの見所だと思われる滝壺に間近まで近づくことができました。

そこからは、7~8メートルくらいの高さから落ちる滝をみることが出来るので、圧巻です。

 

さらに、ロープにそって降りていくと、一番下の見所に着きました。

この場所からは、上から流れてくる滝と、下にさらに落ちていく滝の両方の景色を全体的に眺めることができます。

飯地町に、こんな素晴らしい滝があることに感動しました。

 

滝のまわりには、もみじなど広葉樹もたくさんあり、秋には紅葉が楽しめそうです。

その先にも、川に木の橋がかかっていましたが、朽ちて渡ることができないので、現在はここまでとなっています。

 

道中は倒木や、獣の出現もあるので、訪れる際には、安全の確保や、地元の方と一緒に行かれることをおすすめします。

 

「一番下まで下った、平瀬滝の見どころスポット。紅葉やツバキ、山桜などが咲く。少し早ければ山桜も楽しめる」4月30日撮影

 

 

「下まで降りる途中の滝つぼ。一番の見どころスポット。間近でみることができ圧巻。」

 

「平瀬滝」の動画を「飯地町公式Facebook」にて掲載しています。

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