【暮らし】氏神さまの春まつりはこんなふうに

 

飯地町の氏神さまは、「太田神社」といいます。毎年4月第二日曜日に春の例大祭が開催されます。今年は4月8日に開催されました。

午前中はこの時期には珍しく雪が降って、満開の桜と雪が一緒に見られるという不思議な光景でした。(写真がなくてスミマセン)

寒い寒い小雪が舞う中、当元(とうもと)と呼ばれるお当番の皆さんで、登りを立てたり、櫓を組んだり、お祭りの準備が行なわれます。

時間になると神事が行われ、その後巫女舞が奉納されました。舞い手は小学校5年生〜中学2年生になったばかりの地元の女の子たちです。
いつものおてんばさん達はどこへやら。厳かに、清らかに、美しい舞を奉納してくれました。この中で一番小さな舞い手さんは小学5年生のIちゃんです。彼女は4年前茨城から飯地へ移住してしきた女の子です。引っ込み思案で、来たばかりの頃はお母さんの後ろに隠れていたのに、すっかり飯地に馴染んで、今回は巫女舞も立派につとめていました。

 

次に登場したのはちびっこ空手家たち。50人以上の大人たちが見守る中、緊張しながらも、斬れ味の良い空手の型を披露してくれました。一生懸命な姿がなんとも微笑ましくて、ギャラリーからは、「かわいいー」という黄色い声も飛んでいました。

続いて「子供神輿」の奉納。小さい子も一生懸命お神輿かついでいました。

そして、締めは飯地のお祭りには欠かせない「餅投げ」。飯地っこ達の血が熱く燃える瞬間です。大人も子供もおじいちゃんもおばあちゃんも飛んでくる餅を目の前にするとキャッチせずにはいられないようにDNAに組み込まれているのでしょうか。。

小さな町の小さな小さなお祭りはこんなふうに過ぎていきます。特別なものはなにもないのだけど、暖かな気持ちになれる一日です。

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