【町体験イベント】「稲わらリース作り」&「いいじ民俗資料館ガイドツアー」

飯地町には、昭和レトロを思わせる素敵な外装の建物があります。

 

\その名は「いいじ町民俗資料館」/

 

建物の中には、昔、飯地町で使われていた、脱穀機などの農作業用の古道具や、機織り機、お蚕さんの道具、古い日用雑貨、飯地の歴史の書物などが所狭し!と展示してあります。

元は、この建物、昭和29年に飯地支所として建てられました。

建物の中にはいると、支所としての名残りを感じる村長室や議長室などがあり、タイムスリップしたかの様なノスタルジックな趣が漂っています。

外装は、当時盛んだった笠原町のタイルが貼ってあり、今再び訪れているタイルブームの女子心をくすぐります。

今この建物は、国の有形登録文化財に指定されています。

 

 

この「民俗資料館」で飯地町の親子が中心に、町のイベントが行われました。

\「稲わらリース作り」「民俗資料館のガイドツアー」です。

 

「稲わらリース作り」は、青い状態で刈った稲を干したものを使い、縄を綯って(なって)いきます。

リースの場合もしめ縄と同じで、左綯い(ひだりない)です。

なぜしめ縄などは、左綯いなのでしょうか?

色々な説があるようですが、左綯いをするとき、右手を自分の体に向かって引くことから、「幸せをよびこむ、神様をお招きする」などの意味があるそうです。

 

 

まずは、縄を綯うとことから始めます。

地元田舎育ちの私も、右縄はなったことありましたが、左は綯ったことありません。。。

他の大人たちも、経験者はわずか。

子供たちは、飯地町の子でも、経験者はなし。

できるかどうか、ドキドキ。

 

今回は、「民俗資料館」のガイド兼、館長さんに手取り足取り、教えて頂きました。

綯い始めの部分を足で押さえ、手で綯ので、正に手取り足取りです。

最初は、「できない~」「難しい~」と言っていた、子どもや大人たちも、徐々にコツを掴みだすと、

どんどん綯えるようになりました。

そして、すっかり縄をなうことにはまってしまった、大人や子どもが続出!

止まらなくなり、どんどん編んでいました。

そして、丸い形に整えて、ドライフラワーを飾っていきます。

こんなに沢山の本当に素敵なリースができました。

 

 

そして、「民俗資料館のガイドツアー」

館長さんが、建物の歴史や、農作業用の古道具昔の日用品の使い方、昔、「鳥を食べる食文化があった鳥屋のお話」など、解りやすく説明して下さいました。

子どもたちは、実際の古道具に興味深々回せる部分は回してみたり、手で古道具に直接ふれて感触を楽しんでいるようでした。

中には、昔のむしろを綯う機械を上手に使いこなし、少し編めた子もいました。

 

「縄を編める自動機」です。

何だかカッコいいです。

 

 

 

そして、お母さんたちも、古道具、食器、日用品などにかなりヒット!

道具や、食器などをみて「これ素敵!」「この食器使ってみたい!」「機織りやってみたい!」「むしろを作りたい!」などの声が上がっていました。

昔の道具って何だか温かみがあっていいですよね。

改めて、今、こういった手仕事のモノや道具に興味が集まっているのを感じました。

 

そして、館長さんの、ユーモアたっぷり、ギャグ満載(!)の「ガイドツアー」とても楽しかったです!

親子で楽しめました。お勧めです!

ぜひ、飯地へお越しの際は、「民俗資料館ガイドツアー」体験してみて下さい。

その際は、ご予約をお願いします(^^♪

 

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「飯地町ふるさと民俗資料館」

お問合せ 飯地町振興事務所 ℡(0573)22-3001

【入館料】※要予約

子供100円(高校生まで)

大人200円

ガイドツアー1000円

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