「飯地小学校 運動会」

朝晩涼しくなり、秋の風を感じるようになった、秋晴れの9月半ば、「飯地小学校・飯地こども園」“合同運動会”が行われました。

飯地では、少人数ということもあり、数年前から運動会が、「小学校・こども園」が合同で行われています。

 

こども園の年長の子たちは、小学校のお兄ちゃんお姉ちゃんたちの演技をみて、来年小学校にあがったときの姿を肌で感じます。

そして、グラウンドには、こども園、小学生のご家族や、来賓の人も、顔見知りの地域のおじさんおばさんが多いので、とてもアットホームは雰囲気です。

 

入場門をくぐると、こども園の子から小学生の子までの、それぞれの運動会での目標と写真が、旗のようにかけてありました。

代表の子の選手宣誓と共に、いよいよ合同運動会の始まりです(^^)

 

広い飯地小学校のグラウンドに、全校生徒とこども園の子たち。

 

 

運動会の種目は、玉入れや、低中高学年ごとのラグビーボールなどをつかったリレー、こども園児のダンス、全校の障害物競争、全校リレーなどがありました。

子どもたちは、競技を頑張るのももちろん、少人数なので係も全員でやります。なのでみんな、全力で、駆け足で動く。

 

赤と白にわかれて玉入れ競争。たくさん入るかな。

 

 

大玉転がしは、未就園児の子からこども園児、そして小学生まで、親子でリレーで大玉を繋ぎました。

 

 

そして、飯地小学校の一番の運動会の見どころは「一輪車演技」。

一輪車は、小学校1年生から練習して、運動会に合わせてお披露目します。

最初みんなもちろん、一輪車に座ることもできませんが、先生をはじめ、お兄ちゃんお姉ちゃんたちが、根気よく教えてくれ、親の心配をよそに乗れるようになります。

 

1、2年生の子たちの元気な入場

 

3、4年生のフラフープを使った演技

 

運動会で、いつもは手を繋いで行う「大風車」などの技も、今回コロナの関係で手を繋ぐことができないので、フラフープをつかったり、旗を使ったりしながら、華やかな演技をみせてくれました。

 

 

5、6年の演技は旗をもってカッコ良く

 

最後は全員でポーズ!!

 

 

そして、今年は最後に飯地で昔から継承されている「飯地音頭」をグラウンドにいる全員で踊りました。

「山はナー黒髪 ダム湖は鏡 うつす飯地の 晴れ姿 よいよい飯地の よいよい飯地の 晴れ姿~」

という感じで、6番まで続きます。

 

 

今年度、コロナということで、町の行事も中止や縮小だったり、小学校の行事も少なく、子どもたちにとっても変化があったり、人とのふれ合いも制限され、我慢も多い年だったとおもいます。

そんな中、この「飯地音頭」を広いグラウンドの青空の下、距離を取りながら、地域の人や家族と、全員で伸びやかに同じ踊りを踊れたことは、子どもたちにとって良い思い出になったのではないでしょうか。

 

うれしい勝利の旗。

 

写真:小保内 真

 

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