飯地町の「秘境の滝レポ」第2弾!『不動滝』
飯地町の「秘境の滝レポ」第2弾~『不動滝』~
飯地町の「秘境の滝レポ」シリーズ第2弾。
今回は、飯地町の小さい集落の奥に、ひっそりと佇む『不動滝』です。
『不動滝』の手前には、石の鳥居があり、その集落の神様「不動明王」が祀られています。
こちらの『不動滝』は滝の流れに高低差や迫力はないですが、横に広がる大きな岩のカタチに沿って、いくつもの小さい滝の流れがポコポコとできているのが、特徴です。
巨木の奥に祀られた「不動明王」様。
今でもお正月など、地元の方が訪れ、手を合わせるような神聖な場所のようです。
今でこそ、倒木があったり、少し木々が茂り、鬱蒼としているところもありますが
かつては石の鳥居を寄付された方のおばあさんが毎朝、掃除をし、手を合わせてお参りをしてみえ、今よりもさらにスピリチュアルな空気が漂っていたそうです。
集落の方が建立された鳥居。
実際、手前に車を停め、小道を歩いてみます。
巨木の間からの木漏れ日や、雰囲気があるねじれた木、シダや山野草などがひっそりと生える小道を下ります。
すこしピンボケしてしまいましたが、珍しいお花の山野草。
澄んだ空気を感じながら、滝の流れる音をききながら心静かに鳥居をくぐり、不動明王様に手をあわせると、心がすっと浄化されるような気持ちになりました。
一緒にいった子たちも、滝の流れがゆるやかになり、少し水たまりのようなものができた場所で、落ち葉を浮かべたりして、しばらく静かに遊んでいました。
「滝にいきたい」と言い出す子ども。
そして、少し下にくだると、当時の石積みの田んぼを思わせる、素晴らしい石垣が残っています。
飯地町にもこのような素晴らしい石積みが残る場所がある。
飯地町には、このようにひっそりと心落ち着くような場所が、何か所か残っています。
こういった場所は、倒木などで荒れているところがあり、少しづつ手入れをして、今後も大切な場所として守っていきたいと思います。
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