森を手入れして恵みを活かそう

平成28年度から活動が始まった「いいじ森の恵み活用塾」。森の手入れと木の活用を目的に様々な活動をしています。
間伐や枯れ木の撤去など森を整備し、それを通じて得られる木材を炭や薪に加工して販売したり、スプーンや色えんぴつを作るワークショップを行ったりもしています。森の恵みを活かすことで、女性や高齢者など、誰でも気軽に参加できる「小さな仕事おこし」につなげたいとの思いで活動を行っています。

初年度は飯地町に1件だけある商店、二葉屋さんの裏にある雑木林をコツコツ手入れしてきました。山の上まで登れる道をつけ、子供たちも山に入れるようになりました。

また、28年10月からは、ヒノキ林の間伐作業を進めています。危険が伴い、なかなか大変な作業ですが、間伐が進むと樹冠が空いて森に光が差し込みます。少しずつですが、飯地の森を「アカルイ森」に変えていければと奮闘しています。

また、チェーンソーの操作や伐木作業の安全性向上のために、「チェーンソー講座」も開催しています。

体験イベントでは、森の植物観察や、「森とつながる木のスプーンづくり」「森の色えんぴつ作り」などを行っています。木を伐採するところから始まり、グリーンウッドワークという手法で木を削ります。スプーンは曲線や曲面が多く、なかなか難しかったですが、個性豊かな作品ができあがりました。


また、色鉛筆づくりは、小さな子供さんもご両親と一緒に体験でき、みんな目を輝かせて夢中になっていました。

森の整備で得られた木材は、炭や薪などに加工し、販売しています。
炭焼きでは地元飯地町のベテラン炭焼き師の方に教えていただきながら、移住者や、都市部の参加者の皆さんも一緒に行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、炭焼きと併せて、薪割り体験や、焚火を楽しむ時間なども設けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薪は町内にある飯地高原自然テント村内での販売と、軽トラでの配達を行っています。

 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL
< カテゴリーの一覧へ戻る