今日は飯地でお茶摘み&茶もみ体験を開催しました。
今年は気温が高く、実は飯地でもお茶摘みには少し遅め。。
とはいえ、まだまだ良い葉はありました。
今日の飯地は予定外の快晴。そして真夏日!照りつける日差しの中でのお茶摘みでした。
名古屋からの参加の方や東京からの参加者の方も!町外からの参加者の方15名。地元の助っ人の皆さんやお家の方も含めると20名以上の大イベントになりました。
お茶を入れる「ヒゴ」を腰につけるとちょっと茶摘み名人気分です。
つけたヒゴの大きさがその人のやる気度合いと一致してるのか?
お茶摘み名人が摘み方を指導してくださいます。
さてそれぞれ畑に散らばって茶摘み開始
気合は十分だったのですが、やってみるとなかなか難しい。。。
しかも、先っぽの柔らかい開ききっていないところを中心に摘むので全然量が増えない。。
お茶摘み名人に「そんな量じゃあ解雇されちゃうぞ!!」と励まされ、炎天下の中汗をかきかき摘みました。
それでもみんなで2時間ほど摘んだら、なんとか5キロの茶葉を摘むことができました。
ていねいに摘んだので、茎や硬い葉などがほとんど入っていないので、良いお茶ができそう。
一生懸命お茶摘みをしたご褒美は、美味しいお昼ご飯!
緑茶でお米を炊いた「茶飯(ちゃめし)」
炒め物に、豚汁
取り皿は、紙皿の代わりに「朴葉」を使いました。
参加者、スタッフ全員でわいわい美味しくいただきました
食事の後はいよいよお茶もみです。5キロの茶葉は、火を通して、揉んで乾燥すると、何と5分の1の1キロになってしまうとか。。お茶を作るって本当に大変な事。。いつも美味しいお茶が飲めるのは本当にありがたいことなのですね。。
この大釜でしんなりするまで火を通します。
お茶もみを指導してくださったのは、昔おうちでお茶摘みをやっていたというH代さん。
手慣れた手つきでお茶っぱを炒ります。使っているのは二股に分かれた木の枝。お茶っぱを挟むのにちょうどいい感じです。
見てるのとやってみるのとでは大違い。なかなかH代さんのようにスムーズにはいきません。
飛び散ったり、空振りしたり。。それでも少しずつみんな慣れてきました。お茶っぱを鍋に入れてしばらく炒っているとほんわか甘〜いお茶の香りがしてきます。茶香炉みたいな優しい香りで癒されます。
しんなりしたら、むしろの上に広げて両手でもみます。
この光景。なんだか昭和な感じですよね。。
ここでもH代さんの技が光ります。H代さんがもむとあっという間に両手の中に入ってしまうほと細くしんなりします。
もみ始めはこんな感じです。
5キロの茶葉を少しずつ炒って揉んで、むしろに広げていきました。1時間半ほどで終了!みんなでやると早い!
朝一で摘んで、炒って、干しておいてくれたお茶を試飲
少しえぐみがありましたが、まろやかで美味しい味!出来上がりが期待できそう!
今回のお茶にしても、お米や野菜にしても、手作業で全て行うと本当に手間ひまがかかっている事が実感できます。