【暮らし情報】朴葉寿司 色とりどり

   

この辺りでは、田植えが終わった後に田の神様へのお供え物として「朴葉ずし」を作ります。

お供え物としてだけではなく、親戚の皆さんが集まるとき、遠くに住んでいるお子さんやお孫さんの為に、いつもお世話になっているお友達の為に、朴葉ずしをたくさん作って振る舞ったり、送ってあげたりするみたいです。
ぱっと見はこんな感じ。
楊枝を抜いて中を開くと。。
こ〜んな色とりどりのお寿司が現れます!
上にのせる具も味ものせ方もお家毎にそれぞれです。
ある人は、例えば薄焼き卵一つとってみても、ある人は正方形に切ってあったり、錦糸卵になっていたり、具の一番下に敷き詰めてあったり。彩りや見せ方の工夫もそれぞれ。
お魚も酢締めのサバとか、サケが焼いてあったり、ほぐしてあったり、市販のフレークだったり。お家毎に好みがあるみたいです。
そして、最もお家の味出るのが”酢めし”。
しっかり甘いお宅もあれば、酸味が強いお宅。薄味のお宅。これも様々。
朴の葉っぱがちょうど良い大きさと固さになる頃を見計らってみなさん一斉に朴葉寿司を作られます。
恵那のバ○ーでは「朴葉ずしコーナー」ができてるぐらい。お酢が売り切れてしまう日も。。
ちなみに朴の葉はこんな感じ
そこに酢めしをのせると↓こうなって
具をのせるとこうなり↓
朴で包むと↓最初のこれになります。
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