「秋の味覚だ!さつまいも掘りだ!」おなかま。

 

 

秋晴れの10月下旬、飯地ヒト・コト・モノづくり隊「おなかま。」でさつまいも掘りをしました。

「さつまいも掘りやるよ~。」と声をかけると

毎年、たくさんの人が集まります。

(皆、さつまいもほり好きだね。)

 

 

 

さつまいも畑は「飯地町五明」の沖田地区という、山深い飯地の中では、珍しい盆地になった見晴らしのよい場所にあります。

青空と爽やかな風が心地よいです。

そこの地主さんが、ご厚意で畑をかしてくださり、畑づくりから、苗植え、収穫まで面倒をみてくださっています。

(有難いかぎりです。)

 

 

 

まず、さつまいものよく茂った葉っぱとつるを、みんなで綱引きのように引っ張って、退けます。

そして、大人は備中(びっちゅう)を使って、いもを刃で割ってしまわないよう、軽く耕します。

(ふだんは、全てスコップで掘るんですが、理由はのちほど。)

子どもたちは、スコップで掘るよ~。

 

ちっちゃい子たちも、スコップや手をつかってすごく一生懸命掘ってくれます。

 

 

今年、はじめてハプニングがありました。

苗植え後、畑に“イノシシ”が侵入し、全て荒らしてしまったのです。

もう収穫はできないとあきらめていましたが、地主さんがその荒らした苗を集めて、もう一度深く植えてくださいました。

すると苗は、何とかまた地について、秋になると沢山の葉っぱをつけてくれました。

例年よりも、芋の大きさは小ぶりですが、充分みんながいただくことが出来る量が収穫できました。

今回は深めの位置でさつまいもは育ったので、備中(びっちゅう)をつかって壊さないように掘り出したのでした。

 

 

掘れた芋を運ぶのも、ちっちゃい子たちの仕事です。

 

 

さあ、次は焼き芋~~!

まずは洗って、濡らした新聞紙で包んで、さらにホイルでくるんで、

炭の中に投入です!

 

 

お父さんたちが火の番を代わる代わる交代しながら、頑張って焼いてくれました。

 

 

美味しい焼き芋の出来上がり~~。

 

 

お母さんたちは、豚汁にさつまいもをいれた、さつま汁を作ってくれました。

根野菜をたっぷりいれて、

「美味しい~、おかわり!j

と子どもたちの声。

 

 

デザートは、”スイートポテト。”

スイーツ作りが得意なお母さんたち作ってくれました。

可愛らしい一口サイズのスイートポテトです。

 

うさぎのような形をした“スイートポテトは”なんと飯地産の塩こうじをいれた、“塩麹”をいれたスイートポテト。砂糖も卵もはいっていないそう。

濃厚さと、塩味がきいて、すごくおいしかったです。

 

今年度は、コロナウイルス対策で、なかなか集まることができず、マスクや除菌に気を付けながら、久しぶりの集まりでした。

青空の下、外にシートを敷いてピクニック気分で食事をしたり、

子どもたちは、お手伝いしたり、外で元気よく遊んだり、

お母さんからは「子供たちも楽しめたし、自分自身も皆さんと話ができて気分転換になりました」と嬉しい声が届きました。

 

 

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