【インタビュー】学童ではたらく人 保母美奈さん

 

 

「学童保育(うりぼうクラブ・いいじ」ではたらく人
保母 美奈さん

profile
・平成14年に結婚後、旦那様のご実家の飯地町に住む
・保育関係の学校を卒業後、保育士として働く。現在、学童保育「いいじ うりぼうクラブ」の代表。
・小学1年生、中学1年生、中学2年生、高校1年生の4人のお母さん


平成30年度より、飯地町で「学童保育」が始まりました。その名も「うりぼうクラブ・いいじ」

街から飯地町に上がってくる山道の途中で、時々姿をみることができる「イノシシ」。

たまにイノシシの子ども「うりぼう」が、親のうしろをちょこちょこと連なって急ぎ走りですぎていく姿を見かけます。

他にも、ウサギやリス、キツネやニホンカモシカなどにも出会えるような、田舎まちの学童です。

今までは、同居やおじいちゃんおばあちゃんが近くにいて面倒をみてもらえることが多かったので需要は少なかったのですが

飯地町でも、働くお母さんが増え、声も上がり、学童の開設にいたりました。

学童保育の立ち上げから、現在「うりぼうクラブ・いいじ」の代表を務める、保母美奈さんからお話を伺いました。

 

~飯地にきて、16年!とのことですが、飯地町での暮らしはどうですか?

まさに、住めば都といった感じです(笑)

来た当初は、町まで数十分かかる山道を不便に感じることもありました。しかし、今では全然平気で、むしろ考え事をしたりちょうど良い距離になっています。

お店が近くてすぐに買い物に行ける距離だと、無駄遣いをしてしまいそうですが、余計なものを買わなくていいのはいいです(笑)

あと、飯地の良いとことは、町の人が皆、気軽に声をかけてくれることです。

最初、飯地に来た頃も、「どこの嫁さんやね~」と気軽に話しかけてきてくれるので、名前はわからないけど顔見知りの人が増え、よそ者感はなかったです。

また、町のひとたちが、子どもたちのことを知ってくれていて、声をかけてくれたり、叱ってくれたりするので、安心感があるのは、大きいです。

お母さんたちとも、わいわい過ごしていて、本当に住めば都ですよ。

 

 

~前職は、保育士さん。現在、学童保育の指導員。今まで子ども関係のお仕事をしてみえた美奈さんですが、子どもに関わる仕事の醍醐味は?

保育の学校を卒業してから、ずっと保育士として託児所などで、働いてきました。

その後、結婚、出産などもあり、保育関係ではない、ちがう分野の仕事もしましたが、やっぱり子どもと関わる仕事がしたいと思い、飯地町で学童のお話を頂いたとき、喜んで引き受けさせていただきました。

子どもたちに関わる仕事の醍醐味は、やっぱり、みていて子どもが可愛いな、子どもが好きだなということです。

子どもたちが笑っていると、こちらが幸せな気持ちになります。それが、子どもたちと接する仕事の喜びです。子どもたちが癒し(笑)。

ただ、やはり家に帰ると4人の子どもの母親なので、家で、自分の子どもたちを叱りすぎたかなと反省することもあります。

そんな時、職場で他のお子さんと接して、優しい気持ちになって、その後、家に帰って自分の子たちにも優しく出来たり、仕事を通じて、自分の子育てを見つめ直したり、共に成長させてもらってます。

 

~飯地町初の学童ということですが、学童保育立ち上げから、現在まで大変なことはありましたか?

最初の立ち上げの書類の手続きなどは少し大変でしたが、周りの方の協力もあったおかげで、それほど大変なことは特にないです。

今まで幼児をみていたので、幼児の子と違い、小学生の子たちなので、話せばわかるし、大きい子が多いので、思ったほど手がかかりません。

うちの一番下の子も、学童に来ていますが、「ここはお母さんがいるから、ここは第2の家なの」と気に入ってくれています。

みんなが、もうひとつの家だとおもって、心休まる場所になってくれると、嬉しいです。

 

~学童保育では、どんなことをして過ごしていますか?

宿題をしてから、折り紙をしたり、トランプしたり、おやつを食べたりします。

そういえば、先日学童でホットプレートで子どもたちと、ホットケーキミックスを使ったチーズケーキを作りました。

みんなでわいわいと作り出来上がったケーキを、切り分けて、皆で美味しいねって食べて、とても楽しいひとときでした。

家ではなかなかゆっくりおやつを手作りすることも出来ないので、いい時間だったと思います。

 

~月に2回、学童で書道が習えるみたいですね。

はい、80代のベテランの先生に教えて頂いています。先生は地元の方で、40年近く地元の子どもたちに書道を教えていらっしゃいました。

一時、教室をお休みしてみえましたが、学童で教えて頂くことをお願いすると快く引き受けてくださいました。

書道の時間は、想像以上に子どもたちがとても素直で、先生の話をよく聞いて真面目に書いています。

小さい子は、大きい子の姿を見て、今は静かに集中してやらないといけないんだと各々悟って、小さい子もきちんと座って集中して書いています。

回数を重ねるごとに、子どもたちがどんどん上手になっているのが、目に見えてわかるので、びっくりしています!

先生も子どもたちが書いた字を写真に撮ってくださったり、楽しみに来てくださっています。

 

~これから学童でやっていきたいことは、ありますか?

子どもたちが、興味を持ったことや、子どもたちの意見をきいて、やってみたいことを取り入れていきたいです。

そして、働くお母さんが安心して働いてもらえるための場所であることと、今後もお嫁さんで来た人が、気兼ねなく気軽にあずけてもらえる場所になるといいです。

また、移住を考えている人たちにも、田舎に来て、子どもが預けられないから仕事ができないと思わないで欲しいし、

大人数の中でちょっとつかれてしまった子も、少人数の中でのびのびと勉強ができるので、安心してここ、飯地町に来てほしいと思います。

~今後の夢はありますか?

昔から託児所をひらくのが、夢だったので、今夢が半分叶った感じです。

あとは、日中は、未満児の子の託児、そして病児保育や病児後保育など、働くお母さんのお手伝いをもっとしたいなと思います。

 

~最後に、

他のスタッフの人も楽しんで、来てくれています。

また、町の人に協力してもらったり、有難いです。

今後、子どもたちと、町の人たちが触れ合える機会やコミュニケーションが図られるような、学童をそんな場所にしたいです。

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